見っけた♪
久しぶり・・・たぶん40年くらい・・・久しぶりである。
ガキンチョの頃。
近所の寺でカブスカウトに参加してた。
青いシャツに半ズボン、首に黄色いチーフを下げていた。
地元の第6団。
隊長は住職の息子。
やっぱ僧門だもんね、いずれは彼も寺を継ぐのである。
そんなもんだから僕らもチョクチョクと修行につき合わされた・・・。
超ブーブー言う!が、隊長はエライしコワイ。
仕方なく正座して経をあげる。
板の間の本堂で青いガキンチョがずらっと経じる姿は不気味だ。
そんな辛い修行の場だが、その本堂の下にはわんさかといた♪
THE 蟻地獄!
何百の地獄穴が薄暗い縁の下にズラリである。
地獄穴の淵を小枝でチョイチョイする。
ビュって中心から砂が舞い上がる。
そうなると知っていてもやっぱドキっとする。
小枝を穴の傾斜に沿って円を描きながら中心に持って行く。
するとブワッ!コイツが飛び出して来るのである。
当然捕まえる。
そんでバケツで飼う。
僕がせっせとアリを運ぶ。
最初のうちだけ、運ぶ・・・・。
そう。
ガキンチョはすぐに飽きるものである。
バケツをよじ登ったアリが地獄穴に嵌る確率ってどれくらいだろう・・・?
ごめんなさいである。
何匹のアリジゴク君が僕のせいで天に召されたか分からないm(_ _)m。
さて、そのへんのことは置いておいて。
娘にもチョイチョイ・ビュッとブワッを味あわせたい。
親心だ。
出かける度にいそうな所をチェックしていた。
そんで、めでたく、山の天辺の休憩台の下で念願の地獄穴を発見!
こうなると眠っていたガキンチョ魂がメキメキと復活。
親心&娘そっちのけでビュッ&ブワッを満喫した次第である(^^)。
散々楽しんだあと・・・
親心が復活して娘にもビュッ&ブワッをさせる。
喜んだキャーキャーだ(^^)。
孫。
娘の子がキャーキャー言える頃。
また、地獄穴を発見出来るかな・・・?
娘・優風、今年11歳。
孫・・・か。
ずいぶん先な気がする・・・が。
時折ココをチェクしなくっちゃ!である。
親心は不滅なのだ。